オーストラリアドルは、コモディティ価格、金の価格ときわめて強い相関があります。オーストラリアが世界第3位の金産出国であるという事実に由来します。コモディティ価格が上昇するとAUDが上昇する傾向があります。豪ドルは先進国中で最も高金利の通貨のひとつです。流動性もかなり高くキャリートレードでよく使用されるポピュラーな通貨です。高金利通貨の豪ドルはスワップポイント狙いの取引が多いです。オーストラリアは資源大国なのでインフレや原油高には強いです。AUDはコモディティ価格が上昇すると上昇しますが、逆にコモディティ価格が下落すると一緒に下がります。キャリートレードの増大によって豪ドルは2001年から2005年までに対米ドルで57%上昇しました。多くの海外投資家が株式投資、先物取引よりも効率の良い高金利通貨への投資を行っていたからです。しかしながら、キャリートレードは利回り上の優位性が実際に存在している間しか続きません。世界各国の中央銀行が利上げを実施し、オーストラリアとの金利差が縮まれば、流動性の高い豪ドル/米ドルなどキャリートレーダーによって打撃を受ける可能性があります。オーストラリア主要経済指標は@国内総生産(GDP)、A消費者物価指数、A貿易収支、B個人消費、C生産者物価指数(PPI)。オーストラリアは、アジア太平洋地域においてGDPで第5位の国です。2004年のGDPは約7500億米ドルでした。経済規模は比較的小さいものの、1人当たりのGDPでは多くの西欧先進国に匹敵します。オーストラリアはサービスを基盤とする経済であり、GDPの79%が金融、不動産、ビジネスサービス、アフィリエイトなどの産業から出ています。一方、貿易は赤字を抱えており、輸出は一次産品が主力です。豊富な鉱物資源を誇り石炭、原油、鉄鉱石などの鉱物資源に恵まれており、農産物と鉱産物の輸出で脱毛商品輸出全体の60%以上を占めています。そのため、オーストラリア経済はコモディティ価格の変化に極めて敏感です。また、オーストラリアの主要輸出先は日本やASEAN諸国が含まれます。このことからオーストラリア経済がアジア太平洋地域諸国のパフォーマンスに敏感であることが推測できます。貿易相手国の不況や急成長はオーストラリアの輸出入需要に易経を与えるため、オーストラリアの主要貿易相手国を認識しておくことが重要です。
NZドルは世界の先進国の通貨のうち、最も高金利の通貨のひとつであり、高い利回りを求める世界の投資家から常に注視されています。ニュージーランド経済はコモディティの輸出が大半です。NZドルはコモディティ価格に影響を受け安い傾向があります。そのためGDPは干ばつなど農業に打撃を与える可能性のある厳しい気象条件に対しては非常に敏感です。オーストラリア経済が好調でオーストラリア企業が輸入を増やした場合、その恩恵を真っ先に受けるのがニュージーランドです。ニュージーランド経済は輸出を原動力にしています。コモディティが輸出の半数近くを占めています。コモディティ価格が上昇するとNZドルも上昇傾向を持つことになります。先進国の中で最も高金利の通貨のうちのひとつであるNZドルは伝統的にキャリートレードにおいて買われる人気の通貨です。そのためNZDは金利動向に敏感です。米国が利上げを開始し、ニュージーランドが金利を据え置くか切り下げた場合、キャリートレード上のNZドルの魅力は低下することになります。ニュージーランド主要経済指標は@GDP - 国内総生産、ACPI - 消費者物価指数、B貿易収支、C個人消費、DPPI - 生産者物価指数。ニュージーランドは経済規模がきわめて小さな国です。人口は、ニューヨーク市の約半分にも満たないです。経済は昔から農畜産部門を基盤にしています。国際貿易への依存度は高く、脱毛商品・サービス輸出は国民総生産の3分の1を占め、特に羊の輸出量は世界最大です。80年代から90年代にかけて、競争力向上を図るために大規模な経済構造改革が実施され、この20年間で開放的で現代的で、より安定して経済へと移行してきました。政府はここ数年、技術革新と創造性を推進することで経済成長を図る政策を進めています。経済規模が小さく、貿易が重要なことから、主要な貿易相手国であるオーストラリアや日本の景気に敏感です。データ復旧